リンカーン日誌

或る量的遺伝学者のテニュア取得までへの道

2015年春学期終盤

前回の投稿からだいぶ空いてしまいましたが近況報告です。

  • アイオワ州立大学で招待セミナーを行いました。全米トップレベルであるグループからの招待だったのですが、何とか乗り切りました。

  • 学生相手の講義を「ゲノム解析」というクラスで行いました。Teaching Assistantではなく講師として授業に関与するのは人生初です。ゲスト講師という立場で80分間whole-genome regressionに関して講義をしました。準備だけに10日間要しましたが、来年度は自分の講義を受け持つ予定なのでよい準備運動になったと思います。

  • こちらも人生初となるグラントが採択されました(リンク1リンク2)。大学が募集した内部グラントであり、100万円が1年間に渡って支給されます。大学側の要望としてはこの100万円を用いて研究を進めて、何十倍の規模に及ぶ外部グラントを勝ち取ってきて欲しいということになります。

  • 初めてのFaculty Annual Evaluationの結果が返ってきました。僕は2014年8月に着任したので実質5ヶ月間の評価になります。詳細は別の記事で述べたいと思います。

  • 新しい論文がGenetics誌に受理されました。一度リジェクトされたので投稿から受理まで1年以上要しました。次回は自分のグループからGenetics誌に出すことが目標です。