リンカーン日誌

或る量的遺伝学者のテニュア取得までへの道

2017年春学期講義終了

ネブラスカでは春学期が終了していよいよ夏が始まります。2017年の春学期は2つの講義を受け持ちました。

  • Statistical Genomics - 大学院向けの講義です。去年に引き続き今年も同じテーマで教えました。今回は前回に比べて学生の理解度を深めるためにテーマ毎に多めの時間を割いたので、扱ったテーマの数は2~3個減りました。また初めて筆記試験を期末試験として課しました。

  • Advanced Animal Breeding - 学部4年生・修士1年生向けの講義です。同僚と2人で受け持ちました。それぞれ半分の講義を受け持つわけではなくで、team-teachingといって2人で同時にすべての講義を教えました。学部生を教えるのは初めての体験です。この講義は学部生・大学院生が半々なので、講義のレベルや進捗度合いの調整が大変でした。やはり学部生と大学院生では大きな差があります。

思った以上に2つの講義を担うことは大変でした。Statistical Genomicsを教えるのは今年で2回目ですが、新たにAdvanced Animal Breedingを今回受け持ったので、前々から考えていた改良点を取り入れる時間もなく、そのまま去年の教材等を使用したのが少し心残りです。ただ講義をすることに少しは慣れたような気がします。

さて夏はグラントプロポーザル書いて、論文書いて、学会で発表をする予定です!