リンカーン日誌

或る量的遺伝学者のテニュア取得までへの道

2014年学期末

前回と同じく簡潔な報告です。

  • 11月の研究室月報を執筆しました。

  • 年内2つ目のポスドク募集案内です。現在、統計学科・動物科学科@ネブラスカ大学リンカーン校では、統計ゲノム学・バイオインフォマティクスの分野にてポスドク募集しています。僕自身はCo-Adviserとして関与することになります。日本語のメーリングリストにも流しました(statsngs-field)。これに関して最近習ったことを紹介したいと思います。ポスドク募集の際には選考委員会を設置する場合としない場合があります。前回紹介した募集は選考委員会を設置したのですが、今回はしていません。さて何が異なるかというと、後者では大学の正式な公募のページに募集要項を掲載できないらしいです。また募集要項にはMinimum Required QualificationsとPreferred Qualificationsがありますが、ある候補者が後者を全て満たしていても前者に1つでも満たしていない点があると採用は不可になるそうです。このあたりは採用の際にOffice of Equity, Access and Diversity Programsからの厳しいチェックが必ず入ります。採用する側からすると、募集要項を執筆する際には最低限必要な技術と備えていたら有利になる技術をきちんと注意して区別しないといけませんね。